はじめに
ChatGPT、使ってますか?超便利ですよね。この記事では、私がChatGPTを使ってブログを効率的に運営している方法を紹介します。既にChatGPTを使っている人向けというよりは、まだ使ったことがない人に向けて(初心者)、その便利さを伝えたいと思います。AIを使って文章作成を楽にしたい方、ぜひ参考にしてみてください。
ChatGPTを使い始めたきっかけと現状
2024年4月ごろからChatGPT Plusに加入し、ChatGPT-4の便利さ(賢さとは言っていない)に衝撃を受けました。それ以来、まるで脳に電流が走ったかのように創作意欲が爆発し、現在は週1ペースでブログ記事を書いています(少し遅いペースですが)。さらに、久しぶりにWeb制作にも手を出し、週末は楽しく頭を悩ませる生活を送っています。
ChatGPTを活用したブログ記事作成のコツ
第一稿作成が爆速で編集作業に集中できる
私が最もChatGPTの恩恵を感じているのは、第一稿の作成スピードです。文章の編集は好きですが、第一稿を書くのが苦手で、これまではそこで挫折していました。でもChatGPTを使えば、書きたいことを箇条書きにしておくだけで、第一稿を自動的に作成してくれるので、編集に体力と時間を割けるようになりました。
ChatGPTを使った文章作成の手順
- 見出しを考える(大枠を決める)
- 大枠に基づいて書くことを箇条書きで羅列する
- ChatGPTに箇条書きを文章にしてもらう(第一稿完成)
- 第一稿を編集して完成させる
特に3のステップが格段に早くなり、文章作成のストレスが大幅に軽減されました。
見出しやタイトルのアイデア出しが簡単
見出しやタイトルは文章の肝の一つですが、考えるのにエネルギーを使います。ChatGPTを使えば、完成した文章から見出しやタイトルのアイデアをいくつも提案してくれるので、そこから選ぶだけで済みます。もちろん、気に入らなければ容赦なく改変することも可能ですし、足りない要素についてもアドバイスをもらえるのがありがたいところです。
誤字脱字もチェックしてくれるので頼もしい
誤字脱字のチェックって面倒ですよね。でも、それがあるだけで印象が悪くなってしまうので、できるだけなくしたいものです。そんなときもChatGPTに頼めば、効率的にチェックしてくれます。修正箇所を教えてもらえるので、ダブルチェックも簡単にできます。これにより、自分一人では見落としがちなミスを減らし、もし誤字脱字があったとしても、すぐに修正できるので、とても有用です。
マインドマップとChatGPTの連携
マインドマップを使ってメモを取るのが好きな方には、ChatGPTとの連携がおすすめです。作成したマインドマップをChatGPTに読み込ませると、その内容をもとに文章を生成してくれます。メモから第一稿を作成し、編集するという流れがスムーズに進むので、最近はこの方法で文章を書くことが増えています。
プロンプトを使った作業指示
具体的な作業を依頼したいときには、プロンプトを使います。デジタル庁が公開しているプロンプトを参考に、自分のニーズに合わせて改変しながら活用しています。ただし、普段は対話形式で利用することが多いです。プロンプトを学ぶコストをなかなか払えず、まだ対話メインで使っていますが、対話メインの運用方法は効率が悪いと感じることもあります。
ChatGPTの注意点と限界
ChatGPTの回答には誤情報が含まれることがあります。そのため、ChatGPTが提供する情報をすべて鵜呑みにするのは危険です。特に、義肢装具に関する情報はネット上でも限られており、信頼できる回答が得られないことが多いです。例えば、「ゲイトソリューションについて教えて!」と聞いても、あたかも正確そうなそれっぽい誤情報が返ってくることがあります。GPTを「先生」として丸投げするのではなく、自分が持っている知識を強化するためのツールや作業のアシスタントとして活用するのが、個人的には最も適切な使い方だと感じています。
実は、義肢装具関連のブログを始めた理由の一つが、ネットに関連情報が少なすぎてChatGPTがまともな回答をしてくれないことに気づいたからです。少しでもGPTを賢くするために、自分で情報を発信しようと思ったのがきっかけでした。しかし、ブログの記事を書くことが直接GPTを賢くするわけではありません。インターネットに情報を公開することで、その情報が将来的にGPTの学習データの一部になる可能性はありますが、それがいつ、どのように取り込まれるかは保証されていません。
でもやってみる価値はあると思っています。いつかChatGPTがPOの疑問にも答えてくれるようになれば、日々のお仕事が少し楽になるはずです。
実例編
この3つの記事は学生時代に作成した記事をChatGPTで再編集したものです。
よくよく読んでみるとAIが作成した記事だな。。。というのが伝わると思います。
およそ人が書いたと思えないきれいな文章が生成されています。
ChatGPTの学習プロセスと期間
番外編です。ここで説明する内容は、GPT自身が完全に回答していることです。
まず、ChatGPTはインターネット上の情報をリアルタイムでクロールして学習しているわけではありません。そのため、最新の情報やリアルタイムの出来事についての知識は反映されていません。
- 事前学習(Pre-training): GPTは、大量のテキストデータを使って、言語のパターンを学習します。この学習プロセスは数週間から数ヶ月にわたって行われ、膨大な計算リソースを使用します。しかし、学習が一度完了すると、その時点での知識が固定され、それ以降の情報は追加されません。
- 微調整(Fine-tuning): 特定のタスクや用途に対応するため、モデルはさらに訓練されることがありますが、これも新しい情報をリアルタイムで学習するタイミングではありません。既存のデータを基に調整されるだけです。
- モデルの更新: ChatGPTの新しいバージョンが必要とされる場合、過去に収集された新しいデータを基に再トレーニングが行われます。この更新は通常、数ヶ月から1年ごとに実施されます。
このプロセスからもわかるように、ChatGPTは常に最新の情報を反映しているわけではないため、特に専門的な分野においては、ChatGPTが生成する情報を信頼する前に、他の信頼できるソースで確認することが推奨されます。
結論:ChatGPTは頼れる相棒
ChatGPTを使って作業していると、まるで誰かと一緒に何かを作っている感覚があり、孤独に戦うことがなくなります。ChatGPTは先生にはなりませんが、作業を手伝ってくれる相棒として非常に優秀です。ブログ記事の作成だけでなく、メールの文言やちょっとしたアイデア出し、コードのレビューや解説まで、幅広くサポートしてくれる相棒を、月3000円のコストで雇えている、今の現状にとても満足しています。
まだChatGPTを試したことがない方も、ぜひ一度使ってみてください。楽しいですよ。
知的好奇心の満足感と製作意欲上昇が見込めるかもしれません。