下腿義足 : TSBソケット

お勉強記事 義足編 下腿義足

下腿義足のソケットでメジャーなのは下の4つ

  • PTB
  • PTS
  • KBM
  • TSB

体重の支持方法と懸垂の方法にそれぞれ違いがあります。

今回はTSBソケットについてのまとめです。

TSBソケットとは?

体重支持方法に全面接触型荷重方法を採用したソケット。
PTBとの違いは、断端の荷重部分と否荷重部分を分けないこと。

体重支持方法

断端表面全体を体重支持面にする。
断端の軟部組織をソケットで圧縮し、体重を軟部組織を介して骨で支持するという考え方である。
ソケットと断端の密着度が低いと、軟部組織がうまく圧縮されず、体重支持に問題が起きる。ソケットと断端との適合を高めるために”ライナー”を断端に履いてからソケットを使用することが多い。

懸垂方法

PTBと同じく自己懸垂機能はない。
キャッチピン式のライナーを用いたTSBソケット場合、
ピンをソケットに差し込み、懸垂することができる。

PTBカフベルトとは違い、膝のあたりで懸垂を行わない。そのため歩行時の膝の動きを制限しない。また、膝上部を圧迫することがなく、大腿四頭筋を萎縮させない。

特徴

  • 全面接触のため、断端にかかる圧が分散される
  • 断端末にも荷重をする
  • ソケット内に隙間はない
  • 非接触部位が少なく、血流の循環がよい。浮腫がでにくい
  • ソケットと断端の密着度が高く、フィット感に優れる
  • 装着時の重量感が軽い
  • 歩行時のピストン運動が少ない
  • ライナーの材質には、シリコーン、ポリウレタン、コ・ポリマーなどがある
  • ピンを差し込むアダプターは、断端長軸方向に設定される
  • ピンとアダプターを設定するスペースが足りないため、キャッチピン式は長断端には適応がない

まとめ

体重を断端全体で支える。
ライナーを用いることが多い。
自己懸垂機能はない。
PTBと比べると体重支持面が多く、ピストン運動が少なく、軽く感じる。

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