四辺形ソケットの特徴
ソケット内で軟部組織を圧迫し安定感を得るために形作られたソケット。
坐骨結節が坐骨支持部で支持されるよう、前壁部のスカルパ三角部分への適度な圧をかけ、カウンターとして機能させている。
坐骨結節を後壁で支持と前壁のスカルパの抑えによって、断端がソケット内に落ち込むのを防いでいる。
そのため前後径(AP径)が狭く、内外径(ML径)が広いのが特徴。

坐骨結節直下の四辺形ソケットの形状と筋肉の位置
出展 : 義肢装具のチェックポイント 第8版 日本整形外科学会 (著)
筋肉の位置
- A:長内転筋
- B:縫工筋
- C:大腿直筋
- D:大腿筋膜張筋
- E:大臀筋
- F:ハムスト
- G:薄筋
- H:大内転筋
- I:短内転筋
- J:恥骨筋
- K:内側広筋
- L:中間広筋
- M:外側広筋
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